視覚 Q&A(日常生活編)
Q1:屋外や室内でも、まぶしくて、物や人がよく見えない、まぶしくて眼を開けていられない
A1:視覚障害の方の多くは、羞明(しゅうめい)と呼ばれる、まぶしさを感じています。屋外ではもちろんですが、屋内の蛍光灯やパソコンの画面、晴天時や曇空など個人差は様々ですが、まぶしさを訴える方が多くいます。まぶしさを軽減する為の工夫としては、遮光眼鏡(しゃこうがんきょう)と呼ばれる眼鏡があります。遮光眼鏡は、普通のサングラスとは違い、特定の周波数(短波長)をカットし、まぶしさを軽減する特殊な眼鏡です。また遮光眼鏡に加えて、帽子をかぶったり、手をかざす事で、光源が直接眼に入らないような工夫をする事でまぶしさを軽減する事もできます。遮光眼鏡には、様々な色があり、屋内用や屋外用など、場面に応じて選ぶ必要があります。選定にはロービジョンケアを行っている眼科や遮光眼鏡取り扱いめがね店で行ってくれます。遮光眼鏡は、網膜色素変性症の方の補装具の対象となっています。


遮光眼鏡メーカー:東海光学へ
遮光眼鏡についてもっと詳しく(ルミエールサロン)
Q2:夕暮れ、夜になると、見えづらくなり歩くのに困る
A2:小さい子供の時から夜になると見えづらかったり、大人になってから暗くなると急に見えなくなることがあります。この場合は、暗さに眼を慣らしてから動いたりするとよいでしょう。それでも見え方が改善されない場合は、懐中電灯を使用したり、杖(白杖)を使用することで歩行します。通常の懐中電灯よりも明るいライトもあります。視覚障害グッズ取り扱い業者やアウトドアショップ、釣具屋さんで取り扱っています。又、インターネットで購入することができます。盲人用安全杖(白杖)は補装具になっています。単独歩行用の白杖は、一人ひとりの身長、見え方、歩行速度、歩行環境によって、長さ、材質を選ばなければなりません。選定方法は、下記のアドレスを閲覧下さい。詳しい選定に当たっては、視覚障害者の歩行訓練を行っている施設などにお尋ね下さい。

Q3:信号や時刻表など、遠い所が見えづらい
A3:単眼鏡とよばれる望遠鏡を利用して拡大して見ることができます。単眼鏡を使用するには、見たい対象物(信号や時刻表)を望遠鏡の視野の中に合わせなければならないので、使用には少し練習が必要です。カメラ店、眼鏡店や視覚障害グッズ取り扱い業者などで取り扱っています。又、単眼鏡は視覚障害者補装具の対象となります。

Q4:調理のとき物が均等に切れない
A4:物を均等に切るには、手を使って切るものの大きさを量ってから切ると均等に切ることができます。その他に白黒両用まな板を使うととても便利です。白い大根は黒いほうで、なすやピーマンは白いほうを利用し、切るものの形や大きさがわかり均等に切ることができます。


Q5:何の薬か識別できない、中に何が入っているか触っても解らない
A5:物を識別するときには、種類ごとに小分けにしたり、触ってわかるシールなどの手がかりをつけておくと、識別しやすくなります。自分の声を録音したタグ(目印札)を物につけて簡単に識別できるようにする装置(「ものしりトーク」など)もあります。


