思いを伝える(コミュニケーションについて)
わからないから、通じないからとコミュニケーションをあきらめていませんか。
声が出なくても、会話が出来なくても、気持ちや思いを伝える方法はたくさんあります。
思いを伝える方法は一人ひとり違ってもいい
自分にあったコミュニケーション方法(思いを伝える方法)を見つけてください。
大げさかもしれませんがコミュニケーションを支える機器によって、見える・聞こえる・話せる感動だけでなく、活きる喜びを感じることができます。そして幅広い機器を知ることが、新しいコミュニケーションを見つけ出すステップとなります。
思いを伝える・思いを感じとる方法とは?話す・音(声)を聞く(読む)・助ける・気付く・勇気付ける…どれをとってもコミュニケーションの1つであり、このようなコミュニケーションをサポートするさまざまな機器があります。
人と人をつなぐ活動を補助する装置
トーキングエイド:50音のキーを押すと押した文字が発声できる機器
登録されたメッセージを直接選択して発声させる携帯用会話装置の一つ、チャットボックス
指差し用の手作り50音文字盤
誰にでも分かる絵や絵文字を使った手作りのコミュニケーションボード
上の写真の装置は主に会話などで用いますが、他にもいろいろな装置が、家族などすぐそばにいる人や遠くにいる人とのコミュニケーション(電話やメールやインターネット)などで「人と人をつなぐもの」として機能します。
またこの他に、私たちは「人と生活・人と社会をつなぐこと」も広い意味でコミュニケーションと考えています。具体例として、テレビやエアコン・照明などの機器を自分で操作して利用することや、子どもの発達を促す遊びなどがあげられます。この場合も場面に合わせて支援機器を使うことで、自ら生活の流れと密接に関わることができます。
コンピューター操作を補助する装置
ATOKクリックパレットの入力画面:50音表を画面上に出し、マウス操作で50音をクリックして文字の入力ができるスクリーンキーボード
ジョイスティックとボタンでマウスと同様の操作ができる装置
ボールを動かすことでマウスポインタの操作を行なうトラックボールマウス
- 入力機器について
- お店で買ったパソコンを操作したくてもキーボードやマウスなどの入力する装置が利用できない場合、それに代わる装置が必要です(上の写真は一例)。これらは代替入力機器と呼ばれます。
- 出力機器について
- 画面を読み上げる機器、画面を点字で表す機器、必要部分を点字でプリントするプリンターなど音声や触覚などで出力を代替する機器がたくさんあります。
さまざまな機器を操作するスイッチ
ボールに触れることで機器を操作できる手作りのタッチスイッチ
押すことで機器を操作できるジェリービーンスイッチとビッグスイッチ
センサーの先端部分に触れることで機器を操作できるピンタッチスイッチ
手が使えなくても、機器の操作は十分可能です。指で押すと機器が動くスイッチ、息を吹きかけると機器が動くスイッチ、触れるだけで機器が動くスイッチなど、スイッチには様々なものがあり、体の状態に合わせて自分にあったものを選び、任意の機器に連動させて用いることができます。
選ぶ時には、スイッチから考えるのではなく、まずは自分のしたいことを決め、そのために使う機器を先に選びます。
例えば、遠くにいる孫とメールしたい!という気持ちがあるなら、まずは操作しやすいパソコンやメールが出来る機器を選びます。その上で、最後にあなたに合ったスイッチを選んで機器と連動させれば良いのです。
次ページからのユーザー紹介では、様々な福祉機器を使用して、思いを伝えている方々を紹介しています。
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